境内のご案内
鳥居
 当社の鳥居は文化10年(1813)の建立で柱には江戸後期の書家亀田鵬斉の書とされる「資生功廣郷里沐調和、化育徳宏閭閻蒙保障」(神の徳により資生産業は栄え、郷里は、静かに調和を保ち、平安無事な日々が保証される)と刻まれています。
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本社神輿
当神社の本社神輿は関東大震災にて焼失後、昭和61年に復興されました。
台輪三尺三寸 重量六百キログラム
【製作・奉納】 島田正治
【監修】 氏子総代山上定吉・神輿師小川政次
【奉納】 氏子六ヶ町
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樋口一葉文学碑
 千束稲荷神社が鎮座する龍泉寺町はかつて樋口一葉が住んでいた土地として知られています。一葉が住んだ期間は僅か一年間でしたが、この地での体験がもとになって名作『たけくらべ』が生まれました。
 この『たけくらべ』や一葉の日記『塵中日記』には当神社の祭礼の様子がいきいきと描かれており当時の千束稲荷神社、龍泉寺町を偲ぶことができます。(なお当時の祭礼は八月に行われていました)
『たけくらべ』
「八月廿日は千束神社のまつりとて、山車屋台に町々の見得をはりて土手をのぼりて廓内までも入り込まんづ勢ひ、若者が気組み思ひやるべし」
「打つや鼓のしらべ、三味の音色に事かかぬ場所も、祭りは別物、酉の市を除けては、一年に一度の賑ひぞかし。三島さま小野照さま、お隣社づから負けまじの競ひ心おかしく」
『塵中日記』 8月19日
「明日は鎮守なる千束神社の大祭なり。今歳は殊ににぎはしく、山車などをも引出るとて、人々さわぐ。隣りなる酒屋にて両日間うり出しをなすとて、かざり樽など積みたつるさま勇ましきに・・・」
 現在、境内には一葉の文学碑が建立されており樋口一葉と当社の御縁を伝えています。
 なお神社周辺には樋口一葉ゆかりの名所として台東区立一葉記念館(台東区竜泉3-18-4)、樋口一葉旧居跡(竜泉3-15-2)などがございます。ぜひお立ち寄りください。
地口行燈
 当社では2月の初午祭に百灯あまりの地口行燈を飾ります。
 地口とはいわゆる駄洒落のことで、地口行燈とは行燈に駄洒落を絵と文句で描いた、要するに一コマ漫画です。かつては江戸中どこの稲荷神社でも見られましたが、今では地口絵を描く職人が少なくなり、この光景もほとんど見られなくなりました。そこで当社では江戸以来の初午祭の風習を守り伝えるべく境内に百灯余りの地口行燈と幟旗を掲げ、また子供たちには御菓子を配っています。
 なお当社の初午祭は二の午の日に行われます。
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